活動で自立したスカウトを育てよう!

大分県連盟コミッショナー  真田 康広

三指。日頃よりボーイスカウト大分県連盟の活動に対しましてご支援、ご協力を賜り心から感謝申し上げます。
日本連盟が平成34(2022)年に創立100周年を迎えるにあたって長中期計画を策定しています。そして、スカウト運動の根幹である青少年の育成が平成29年度の事業スローガンとなっています。「活動的で自立したスカウトを育てよう!」、とりわけ『災害にもそなえるスカウト』を目指したいと存じます。
重点施策は次のとおりです。
1)社会から評価されるスカウトの育成
2)隊・団指導者の充実
3)会員の確保
4)新ユニフォームへの円滑な移行
5)セーフ・フロム・ハーム等スカウト運動の
社会的信頼の向上
まだ記憶に新しいことかと思います。昨年の4月14・16日に起きた熊本・大分地震に対する取り組みでは、各団における支援募金活動をはじめ、4月下旬に熊本県菊陽町に立ち上がったボーイスカウト日本連盟災害ボランティア熊本活動基地において、九州各県はもとより日本中から、指導者やスカウトが集結しました。大分県連盟からも第一段として4月30日からの指導者派遣や、8月21~21日のバスをチャーターしてのボーイ・ベンチャー・ローバースカウト、指導者による派遣隊を含む8月末までの第三段まで、4か月間に亘り続けられました。その間、基地関係者の配
慮等により、益城町で土のう作りなどの災害ボランティア活動の体験や、被災地の視察研修をとおして被害の実態を現地で直視し、災害に際して自分たちに何ができるか、何をすぺきか、「そなえよつねに」を強く心に刻むことができたものと思われます。
ニュース報道等で南海トラフ巨大地震が将来起きる可能性が高いことが伝えられています。その確率は30年以内では約70%ですが、10年以内でも20%前後と予想される身近な出来事です。災害時の対応については常に意識を高く持つ必要があります。
スカウトのモットーである「そなえよつねに」で、日頃からスカウト技能やスカウト精神を磨いていかなければなりません。また「全国防災キャラバン」や諸活動を通じて日本連盟地域との連携を積極的に図って行きたいと存じます。
この夏、県連盟野営大会を大分市高尾山自然公園を会場として開催します。テーマは『スカウト技能に磨きをかけ、防災活動・対策を考える。』~み・じ・かな自然、そして災害。72時間を生き抜け!~。南海トラフ巨大地震などの大災害発生時から、物資が届けられあるいは救出されるまでに少なくとも72時間はかかることを想定し、自分達だけの力でなんとか生き延びる実践の場、その事前準備の機会として望んで欲しいです。
もとよりスカウト運動の目的は、「より良き社会人」を目指して青少年の発達に貢献することと同時に。 『Creating a Better World (より良い社会を作る)』ことが世界共通の展望です。良き社会人とは、一言に“生きる力”、“豊かなら”などの自立した一人の人間としての資質や能力に加えて、社会を築き力強く生きて行く、言わば“人間力”のある大人と理解しています。我々は、より多くの方々に参加を呼びかけ、皆様と共にひとりでも多く活動的で自立したスカウト、社会から評価されるスカウトを育てて行くよう努めて実践活動に取り組んで参ります。
おわりに、スカウト運動において『団』はスカウトへのサービスの屐も大切な組織です。今後もコミッショナーグループとして出来る限り団訪問をさせていただき、団と共に成長そして発展していきたく存じます。把手共行しボーイスカウト運動の推進に取り組んで行きましょう!  弥栄