ボーイスカウトは1908年にイギリスで始まった、健全な青少年の育成のためのボランティア団体です。 創始者ベーデン・パウエルは、自ら体験したキャンプ生活や自然観察、自然体験を、少年たちの旺盛な冒険心や好奇心と結びつけ、 青少年のためのプログラムやゲームを考え出しました。そして、活動を通じて少年たちに自立心や協調性、リーダーシップを身につけさせ、社会に役立つ人材の育成することを目指しました。
こうして始まったスカウト活動は、少年たちの心を捉え、またたくまに全英に、そして世界に広がっていきました。
ボーイスカウトは青少年が自分を高めるために、学校や、宗教や、人種にとらわれずに、自ら参加する活動なのです。

ボーイスカウトの活動の目標
スカウトとは「斥候」もしくは「先駆者」の意味です。
そこには、「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の発展に貢献する人」になって欲しいという、創設者ベーデン・パウエル卿の願いがこめられています。
それはまた、現在に至っても変わらないボーイスカウト活動の目標です。

日本のボーイスカウトの教育規定では、「青少年が社会において社会で建設的な役割を果たせるように、身体的、知的、精神的、社会的な発達を促す」ことを指導の目標においています。

どちらも、若者が自分の幸せをつかめるよう前向きに努力し、自分だけではなく、人の力になれるような人間に成長してほしい、ひいては良い社会になり、人々が平和に暮らせる世界になってほしいという希望がこめられています。

活動をとおして少年たちに自立心や協調性、リーダーシップを身につけさせ、最終的には、奉仕の精神を学んでいってほしいと考えています。

ちかいとおきて

ちかい
私は名誉にかけて次の3条の実行を誓います。
一、神と国とに誠を尽くしおきてを守ります。
一、いつも他の人々を助けます。
一、身体を強くし心をすこやかに徳を養います。

おきて
スカウトは誠実である。
スカウトは友情にあつい。
スカウトは礼儀正しい。
スカウトは親切である。
スカウトは快活である。
スカウトは質素である。
スカウトは勇敢である。
スカウトは感謝の心をもつ。

ボーイスカウトのプログラム
ボーイ隊では、小学校6年生から中学生3年生までの4年間を、年間プログラムで決められたテーマに沿って、班活動を中心に活動を行います。

班制度
隊の中では、各学年1〜2名づつ計数名ほどで、班を構成します。 班長、次長は、緑色の線の入った章、グリーンバーを肩につけ、班の中心的な役割を果たします。ボーイスカウトでは、キャンプやハイキングなどの計画は班にゆだねられ、リーダーはそれを監修し、より良いグリーンバーの養成を心がけます。

進級制度
スカウトは初級、二級、一級、菊スカウト章に分かれる進級課目を活動の中で習得し進級を果たします。

ボーイスカウトの活動の目標
ボーイスカウトの標語:そなえよつねに
ボーイスカウトの スローガン:日々の善行

ベーデン・パウエルの創設時の思想は、今でもボーイスカウト活動の中で脈々と受け継がれ、青少年の育成のシステムとしての有効性を証明しています。ただしスカウト運動自体がその目的ではなく、人格育成の手段だと考えております。ボーイスカウトであることは、つねに善を実行することを意味しています。 日々の善行とは、一日に一度、良いことをしましょうというのではなく、常に良いことを行いたいという気持ちをそなえ持つことと考えます。その気持ちが他の仲間への刺激になって伝わって欲しいと考えています。
ボーイスカウトでは野外での共同生活を重要な活動として捕らえています。毎年夏にはキャンプを行い、日々の活動の集大成をむかえます。親元を離れ、自然に触れ、夜に火を囲む中で、スカウトたちはどれほど多くのことを学びます。キャンプから帰ると、スカウトひとりひとりの後姿がひとまわり大きく感じるようになります